PADIでのダイビングライセンス取得の概要とメリット
イージー☆ダイバーでPADIのダイビングライセンスを取ろう!
ダイビングを楽しみたい場合、旅行先などで手軽に体験ダイビングなどを楽しむことができます。
ライセンスは持っていないけれど、体験ダイビングなら何回かやったことがある!という方多いのではないでしょうか。
もちろん体験ダイビングでも十分楽しむことはできますが、ライセンスを持っていれば
『旅行先でも講習などを受ける必要がない』『潜れる水深が異なるため景色をもっと楽しむ
ことができる』などメリットがたくさんあります。
さまざまな場所でもっと自由にダイビングを楽しみたい方にはライセンスの取得がおすすめです。
今回のコラムでは、PADIという団体でのライセンスを取得する概要とメリットをご紹介します。
「ライセンスの取得って難しそう」「ライセンスのレベルがあるの?」「ライセンスを取
得できる団体が複数あって分からない」といった疑問をお持ちの方はぜひご覧ください。
目次
1.ライセンス取得にはPADIがおすすめ
2.ライセンス取得のメリットをご紹介
3.PADIで取得できるライセンスのランク種別
4.PADIでの取得ライセンスについてのまとめ
1.ライセンス取得にはPADIがおすすめ
世界中で通用するライセンスを発行している団体は複数ありますが、
全ての団体が発行しているライセンスが、どこでも使えるわけでは
ありませんので注意しなければなりません。
せっかくライセンスの取得をするのですから、今後、海外などの旅行先でもダイビングを
安心して楽しめるよう世界共通のライセンスを発行する団体で取得しましょう。
世界中で通用するライセンスを発行している代表的な団体は、「PADI」「NAUI」「SSI」な
どです。その中でもPADI(パディ)はダイビング業界シェアNo.1で、世界のダイバーの約
7割がPADI団体発行のライセンス所有者と言われています。
世界共通の基準でライセンス取得できることや、どこでも認知度が高いといったところが
おすすめのポイントです。
2.ライセンス取得のメリットをご紹介
ダイビングライセンスを取得するとどのようなメリットがあるのでしょうか。
体験ダイビングとの違いと比較しながら、ライセンス取得のメリットをご紹介いたします。
基本レッスンを毎回受ける必要がない
体験ダイビングでは初めての方でも潜れるよう、一旦プールや浅瀬で機材や操作方法の説
明、海の中での意思疎通のためハンドシグナルのレッスンを受ける必要があります。すで
に何回も体験している方であってもこの基本レッスンを受ける必要があります。
しかしながら、ライセンスを取得した場合は、このような基本レッスンをうける必要はありません。
インストラクターの方がついていなくても自由に潜ることができるので、海の世界も広がります。
海外でもダイビングを楽しめる
先ほどもご紹介しましたが、PADIはダイビング業界でシェアNo1を誇ります。
認知度が高いため、ほとんどの国でダイビングを楽しむことができます。
潜れる深さが異なる
体験ダイビングの場合、潜れる深さは12メートルと制限があります。
しかしライセンスを持っている場合、ライセンスのレベルで潜れる水深は異なってきます
が、初級レベルでも18メートル、中級レベルであれば30メートルまで潜ることが可能です。
潜れる水深が異なれば、見えてくる海の景色は全く別物です。住んでいる生物や、珊瑚礁
といったさまざまな海の景気を楽しむのがダイビングの最大の楽しみですよね。
体験ダイビングだけでは味わえない景色が広がっているはずです。
資格は一生有効
ダイビングのライセンスには、有効期限はありません。また取得さえしてしまえば、運転免許のような面倒な更新手続きなどもありません。
最初の一回の手続きだけで、一生有効なライセンスを取得できるのです。
ただし、ダイブマスターやインストラクターといったプロレベルのライセンスの場合は、1年ごとの更新が必要です。
3.PADIで取得できるライセンスのランク
ライセンスにはさまざまなランクがあります。ランク毎に講習を受けていき、ダイビング
の経験値によってランクアップしていくことが可能です。
スクーバダイバー(SD):最大水深12m
ダイビングに不安を感じる方は、まずはスクーバダイバー(SD)から取得してみましょう
。インストラクターと一緒であればダイビングを楽しむことが出来ます。
体験ダイビングとの違いは潜れる水深です。体験ダイビングは水深6mまでが条件である
のに対し、SDは水深12mまで可能です。
オープンウォーターダイバー(OWD): 最大水深18m
ダイビングを始めたい方におすすめするライセンスです。学科の勉強をして、スキューバ
ダイビングとは何か?ということを学びます。SDを取得せずとも、初心者の方でも受講が
可能です。
OW以上のランクを取得すれば、インストラクターの同行は不要でパディ同士でダイビン
グができます。
アドベンチャーダイバー(ADV)
アドベンチャーダイビングと呼ばれる16種のダイブの中から3種を選んで受講します。専
門的なジャンルの中から、興味のあるジャンルや不安に感じている内容など自分で選択で
きるコースになります。
アドヴァンスドオープンウォーターダイバー(AOW):最大水深30m
中級者のランクに位置づけられます。アドヴァンスドオープンウォーターダイバ
ー(AOW)も5種を選択しますが、「水中ナビゲーション」と「ディープダイブ」の2種
は必須となります。
AOWは、OWD修了後にADVを取得せずすぐに受講することも可能ですし、ADVを経てラ
ンクアップすることもできます。
エマージェンシーファーストレスポンス(EFR)
エマージェンシーファーストレスポンス(EFR)はランクの種類ではありませんが、次の
ランクアップに必須の受講内容です。
AEDの知識や緊急時の応急処置の方法などをマスターするコースです。初心者の方も受講
することが出来ます。
レスキューダイバー(RED)
AOWとEFR取得後に受講可能です。ダイビング全般の知識を深めることが出来るコースです
。自分のことは自分でできる一人前のレベルと言えます。
RED終了後にはさらに、経験本数を重ねてマスタースクーバダイバー(MSD)、ダイブマ
スター(DM)とランクアップしていくことができます。DMはインストラクターの登竜門と
言われています。
以上、ランクをざっくりとご紹介しました。ダイビングはたまにしかやらないといった場
合は、OWDがあれば十分楽しむことができます。
一方、AOW以上は30メートルまで潜水可能です。もっと違う景色を見たいという方には
おすすめです。さらに言えば、REDを取得していれば、安全に対しても意識が変わります。定期的に潜っている方にはREDの取得をおすすめします。
4.PADIでの取得ライセンスについてのまとめ
代表的な指導団体であるPADIでのライセンス取得について、概要やメリットをご紹介いた
しました。『ライセンスの取得って難しそう。』『ライセンスのレベルがあるの?』『ラ
イセンスを取得できる団体が複数あって分からない』といった、ライセンスに興味はある
けれど悩んでいらっしゃる方の参考になれば幸いです。
ライセンスがあれば日本だけでなく世界中どこでもダイビングが可能です。さまざまな場
所でもっと自由にダイビングを楽しみたい方にはぜひライセンス取得をおすすめします!
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